動画編集スクール比較

受講料金の選び方

月額3,000円のスクールから、100万円以上するサービスもあるので、値段の幅はかなりあります。

「高い＝いいサービス」「安い＝悪いサービス」ではないので、そこは必ず気をつけてください。特に、HPに料金に掲載がなく、説明会の後に料金の発表をする会社には要注意です。

「高い＝ここにしかない情報」と言っている会社は、安かろう悪かろうという考え方に漬け込んだ売り方なので本当に気をつけてください。

月々5000円で始められる〜みたいな表現は、大体分割の料金です。こちらの表記にも、勘違いしないように気をつけましょう。

本当に継続率が高いサービスなら月額制でサービスを運営するはずです。単発で一気に費用をもらうサービスは、もしかしたらサービス継続率が悪いかもしれません。

学習期間や契約期間について

契約期間が決まっている、教材の売り切り、サブスク型で大きく分かれます。

卒業後も質問し放題は嘘ではないと思うのですが、要注意が必要です。なぜならスクールとしては、期間が終了しているためサポートへのコミット度が落ちる可能性が高いためです。

教材の販売系であれば一生学べるのは当たり前だと思いますが、「一度買えば一生学べる」というセールストークには気をつけた方がよいかもしれません。

全員がいきなり人生を変えようと思って始めるわけじゃないと思います。とくに副業であれば、本業との兼ね合いとかもありながら学習したいですよね。その場合はサブスク型を選ぶと良いかなと思います。

講師について

教材型で質問できます！の形だと、講師の顔が見えないことも多いです。事務局が対応している感じになります。それが悪いというわけじゃないのですが、自分の状況や背景を理解した上で返信してくれた方がよいと思う方は、顔が見えるところに入るべきかなと思います。

教え方がうまい人なのかをしっかり吟味する必要があります。HP見ただけだとなかなか分かりずらいですが。抽象的ですが、ベテランの方が多いところは、大学のようなイメージに近い感覚があります。仕事で使うというよりも、深い映像制作に携わりたい方はベテラン系、仕事に直結させたい方はヤングで結果が出ている人から学ぶのがおすすめです。

動画編集だけできてもフリーランスにはなれません。仕事の取り方やクライアントワークを教えられる人が出てきてくれるのかを確認しましょう。大手の広告代理店の名前を使って仕事を獲得するのと、フリーランスが仕事を獲得するのはやり方が全然違います。

技術だけでなく、モチベーションフォローしてくれる体制があるかも大事です。どんなに良い知識をいれても継続できなければ、結果は出ないのでメンターなどがいるかも確認ポイントになります。

授業のスタイルについて

教材試聴型のスクールには気をつけてください。悪いわけではないのですが、学校みたいに授業があると思って入会して、動画視聴だけだったという声もたまに聞きますので、授業スタイルをしっかり確認しましょう。

教材は、調べたり本を買えば大体出てきます。では、教材型スクールのメリットはないか？ 〇〇のスクールの卒業生と言える、調べる手間を省ける、スクールのコミュニティーを使えるなどです。教材単体では、悪徳なスクールではない限りそこまで差はないかなと思います。

リアルタイム授業は、温度感高く学ぶことができるのでおすすめです。一方、ついて行けなくなったり、定例の受業日が決まっていて参加できてないとドンドン遅れてしまう場合もあるので注意が必要です。ここが不安な方は個別でサポートもあるスクールを選びましょう。

学べる内容について

YouTubeの動画を中心に作る場合はPremiere Pro、CMやPVなどを作る場合はアニメーションなどを使うためAfter Effectsを使って動画を作ります。スクールによってどちらのカリキュラムに力をいれているか異なるので確認しましょう。

たしかに間違ってはいません。でもこれは、もし案件がとれた場合と1本あたりでの計算をしたらの話です。まず案件の取りやすさでいうと、圧倒的にSNS系の案件が取りやすいです。理由としては、圧倒的に依頼本数が多いからです。SNSの動画は何本も作りますが、CMやPVは毎日更新とかしないからになります。また、1本あたりではなく、1企業あたりの単価で考えれば十分SNS系の動画でも顧客単価は上がります。

動画編集だけできても仕事はできるようになりません。それ以外のビジネス知識の教材や授業、実際の案件獲得の方法やサポートを寄り添ってしてくれかがポイントになります。

質問対応について

質問対応は大体のスクールがOKになっています。その上でどのように対応してくれるのかをしっかり見極めましょう。スクールによっては、このページを見てください。としか返信してくれないスクールもあるようです。

事務局的なところが返信をするのか、担当講師が返信してくれるのかよっても対応の温度感が変わってきます。

教室はあるのか？

教室があるところは大体オンラインもあるので、オンラインで受講だからオンラインスクールだけを探すのは、もったいない探し方になります。

オンライン受講でも教室があるかどうかは関係あります。教室があるスクールは、業界でも認知があることが多いです。そのため、案件獲得のときも出身のスクールを知ってもらえているのは大きなことです。

教室にいると自然と会話が起きます。その中で仲間ができたりすると、一緒にがんばることがでたり、一緒に仕事をすることもあります。

教室があれば、悪徳なサービスということは基本的にないかなと思います。オンラインだと、売り逃げみたいな形で飛ばれる話も聞いたことがありますが、教室があると詐欺まがいということにはならないと思います。

案件獲得について

案件獲得サポートは多くの会社がやってくれる時代になりました。だからこそ、表面上ではなく本質的な部分を見極めないといけません。

スクールが形式上で案件を提供している形ではなく、提供する側にもちゃんとメリットがある状態かを確かめましょう。優秀なクリエイターには、たくさん案件が集まって来ますので、案件を振りたくて講師をやったり、スクールのコミュニティーに所属したりします。しっかりクリエイターがいるのか確認しましょう。

もちろん提供された案件をこなすだけでもよいのですが、自分で営業してクライアントワークもして案件を進められるようになることをおすすめします。理由は、この形の方が単価UPしやすいからです。営業のコンサルや教材などがサービスに含まれているか確認しましょう。

体験期間はあるのか？

サービスを受けてみたら、自分が思っていたのと違かったけどもうお金払っちゃったし、、、なんてことは避けたいですよね。実際スクールの受けた方に聞いてみると、そのような声も多いです。そんなことを避けるために、体験期間があるスクールがおすすめです。 一度やってみて、よければ継続、合わなければ退会してお金がかからないところを選びましょう。

1day体験だけだと、スクールの本当の雰囲気とかは分かりづらいかなと思います。有名な掃除機とかも返金保証がありますが、やっぱり２週間くらいやってみないと分かりづらいと思うので、長めの体験期間があるところがおすすめです。

カウンセリングについて

スクールの多くは、無料カウンセリングや説明会があります。その時に、どれくらい自分のことを考えて話してくれたかで考えるのもおすすめです。スクールによっては、資料をただ読むところもあります。スクールの説明というより、その場でスクール以外のところもしっかり教えてくれるところが受講後も親身になってサポートしてくれる可能性が高いです。

カウンセリング担当者の力を見極めましょう。質問に対しての回答はしっかり返ってくるのか？価値のある話をしてくれるのか？などです。カウンセリング担当者の能力が低いけど、講師力めっちゃ高いということは考えづらいです。

運営会社は問題ないか？

会社の規模や資本金なども確認してみましょう。規模が大きい＝良いサービスというわけではありませんが、資本金が多ければサービスとしての安心はあります。最低限の騙されたみたいな話からは避けられます。

オーナー社長なのか外部の資本が入っているのかでも少し異なります。オーナー社長は、株主＝社長なので、個人感のあることが多いです。一方、外部資本で著名な投資家や大手企業入っている場合、外部の目もあるので、しっかりと対応してくれる可能性が高いですし、そのサービスに期待して出資してくれている人や会社がいるということです。

受講生の声に気をつける

稼いでるアピールが強すぎる声には要注意です。動画編集はもちろん稼げますが、だれでも簡単にスマホ1台で稼げる仕事ではありません。受講生がリゾート地で遊んでいたり、すぐに月収100万円になりました！のツイッターのアカウントが埋め込んであって、飛んだらほぼフォロワーいなくて、他のツイートもしてない、みたいなスクールは気をつけましょう。

HPに書いてある受講生の声を参考にすることも大事ですが、実際の他のスクール生の声を教室やオンラインで聞いてみるとよいと思います。カウンセリングや説明会で打診してみることもおすすめす。このとき、体験期間があるスクールであれば、他の生徒と交流できます。